2008年7月~8月

【2008年8月27日】
◆8月21日、22日の【市町村保健活動・政策形成中央研修会】に参加して、感じたことのひとつに、保健指導者の皆さんの“心”の意識の高さでした。現場で対象者に接していると、疑問や不満などを直接投げかけられることは避けられないこと。そのひとつひとつに誠実に応えていきたいという皆さんの想いを聞いて、改めてそのご苦労を思いました。
未成熟な制度のまま、見切り発車せざるを得なかったこの現実の中で、それでも最善を尽くしたいという願いのもと、皆さん実りの多い時間を過ごしたようにお見受けしました。
 
◆もうひとつ感心したことは、参加者の保健指導者のみならず、主催者の(社)全国保健センター連合会、(財)日本公衆衛生協会、協賛の日本ベーリンガーインゲルハイム(株)、(株)ミツカングループの皆様の研修会への取り組み方でした。短絡的な言い方ですが『想いの先にあるのは、私たち一般市民の「健康」を守るのための礎づくり』だと感じました。
 
◆私たちは自分の、そして家族の健康管理(体の状態を知り、生活習慣を振り返り、健康生活を心がける)をする『自由』があることに気がつかなくていけないと思います。そうすれば、保健指導者の皆さんが、いかに私たちの健康に心を砕いているか分かるのではないかと思いました。
…主役は自分なのだと自覚して、自らの意思で行動変容を…
 
弊社のような小さな企業に展示スペースばかりか、スピーチの機会まで与えていただいたことの意味を学び、社会に貢献できるよう頑張ります。(村中様、このような機会をくださり感謝いたしております)


【2008年8月20日】
◆メタボ対策 酒巻教授VSメタボモデルの瀧澤理事長!
 
昨朝は、酒巻教授にお願い事があって急遽、前橋へ。一週間前に群馬大学に来た時は、まだ夏真っ盛りというイメージだったのに、昨日は大学病院前の大きなイチョウの木が涼しげで、すでに秋の気配が…。先週は上高地でゆっくり静養なさったと言う酒巻教授。「少し太っちゃったよ!」と、教授室で書類に囲まれ、パソコンの前に。本当にお忙しい先生だが、いつも柔和な笑顔とソフトな話し方で
あたりの雰囲気をほんわかムードにしてくださる。(でも、授業の時の先生は厳しい!)
仕事の話を詰めていると、秘書さんが来客を告げてくれ、9日のシンポジウム主催者・瀧澤理事長がニコニコと登場。当大学院生でもあるのです。弊社は、今年発刊した服部幸應先生の『食育の本』のメタボ対策特集を担当。その中で、瀧澤さんには『メタボ人!』のモデルとして、メタボ判定ツール
『メタボすごろく』を使ったメタボ対策の記事に協力していただきました。酒巻教授に「こんなに毎日コーヒー牛乳を飲んでいてはダメ!」と誌上で注意されていたのですが…メタボ対策は進んでいますか?(アハハ! By瀧澤さん)


【2008年8月18日】

◆遠隔医療と医療通訳

8月9日(土)に、群馬大学医学部で開催された公開シンポジウム『遠隔医療がもたらす保健・医療~ITの持つ可能性~』で発表された『医療通訳』の問題は、これからの医療の在り方に深く関与することだと思います。
 
日本に於ける医師不足(良い医師の)や病院閉鎖の問題は、グローバル化が進む今、国内だけでなく世界を視野に入れた対策が必要となるのは明白。
私は、酒巻教授が副会長を務める『日本遠隔医療学会』の末席にいる会員ですが、『遠隔医療』が今後、どう進化していくか…なんだか、わくわくしてきます。
7月から弊社で調査している『在宅遠隔医療』の報告も、近々いたします!
そういえば…日本遠隔医療学会の今年度の学術総会は10月11日~12日、岐阜です。
私はなんと岐阜には行ったことがないので、今から楽しみにしています!
(岐阜は、林田プロジェクトに20年間、貢献してくれた元社員Aさんの故郷です)
 
◆加納教授に遭遇!

9日のシンポジウムに出席するため、東京から高崎へ行き、前橋に向かうため上毛線に乗ったところ、偶然、早稲田大学大学院の加納貞彦教授にお会いしました。相変わらず穏やかな笑顔で、ダンディ! 加納教授はNTTから転身なさった国際情報通信のプロ中のプロ。シンポジウムでも、ITの問題を含め、次々と鋭い質問をなさっていて、さすがだなと感心しました。(超個人的な話ですが…早稲田大学政治経済学部1年生の我が息子の学生生活の指南役としても尊敬しています…戸山高校のアメフトの大先輩でもあります!)
加納教授と酒巻教授が主宰する『地域の医療と健康を考える会』(メンバーとして初期から参加)が、 9月13日に早稲田大学本庄キャンパスで開催されるので、その際、医療通訳についてなど加納教授のお話を伺ってみたいと思います。
また、酒巻教授に監修していただいたメタボ対策のツールやグッズについて、メンバーの意見もお聞きしたいと思っています。
 
◆スタッフは内職?に大忙し!
21日、22日に行われる『市町村保健活動・政策形成中央研修会』(全国保健センター連合会主催)に、ブースを出します。メタボ対策に着目して制作した特定保健指導教材各種を受講者の皆様にお渡ししたいと考え、現在、資料や教材を入れたメタボ対策ファイルを作成中。これがけっこう大変で…何しろ数十枚の資料をコピーして挟み込んで×100部以上。
メタボ判定ツールに、メタボ対策グッズ、特定保健指導教材と内容豊富。
たくましい我がスタッフたちは、例によってクーラーなしで、仕事の合間に黙々と内職(?!)に精を出しています。しかしそれにしても、制作室はア・ツ・イ! メタボ対策ツールやメタボ診断グッズを使わなくても、私たちは強制ダイエット中です。

★お知らせもご覧ください。



【2008年8月5日】

夏真っ盛り!
 
弊社のスタッフは、節約のためか? クーラーを切り、けなげに扇風機2台で対応。
みんな日本手ぬぐいにアイスノンを挟んで、首や頭に巻きつけて仕事をしています。
私はと言えば、隣室でクーラーガンガン。ちょっと…いいえ、かなり反省です。
 
お知らせにも書きましたが、ラッキーなことが続いて、嬉しいです。

◆昨日も、『健康寿命を延ばす』=気づきのツールメタボすごろくの趣旨に賛同していただいた某生命保険会社から、メタボすごろくやセミナーのPRを、お得意様への情報サービスとして、取り上げてくださる旨、お話しいただきました。
 
◆ホームページを通して、『特定健診・保健指導』に対して、全国の医療保険者、指導者から多くの声が集まってきています。お問合せやご購入をいただいた方とお話しするたび、皆さん本当に戸惑っているのだなぁと思います。
主役である対象者が自覚し、納得して、自らの意思で行動変容の改善に取り組めるよう工夫したメタボすごろくが、認めてもらえるのは本当に喜びです。
これまで、多くの方のご協力がありました。早く恩返しができるよう、さらに頑張ります。
  
◆群馬大学医療情報部からの依頼で、『在宅遠隔医療』調査を7月からスタートしました。近い将来、われわれの生活に遠隔医療の存在が大きな位置を占めることは間違いなく、そのためにも、市民の視点でしっかりと取り組んでいきたいと思っています。