2010年1月~6月

2010年6月3日】
PR誌の編集が終わった翌週はセミナー週間で、準備に追われましたが、なんだか楽しい毎日でした。
 
4月23日の医学部生の授業の報告は後日、改めて・・・。
 
●5月22日(土) 地域の医療と健康を考える会(GHWの会)
『生活習慣を見直して、心もからだも健康に!』
早稲田大学、群馬大学関係の皆様と本庄市民を結ぶ会で、私もメンバーです。この日の講師は酒巻先生と林田が担当しました。前半は私が健康について、体験とワーク(ゆめすごろくチェック)を交えて講演、後半は酒巻先生に生活習慣病についてなどご質問をして、(会場からも多くの質問が飛び交いました)貴重なお話を伺いました。終了後の茶話会でも皆様と話が弾みました。
 
●5月25日(火) 昭島市倫理法人会
『今こそ心もからだも健康に~いつもの24時間チェック』
倫理法人会のモーニングセミナーで、経営者の皆様にお話をしました。前夜は、セミナー講師に推薦してくださったN社長のパワフルな人生ストーリーを聞かせていただきました。会で拝島町のホテルフォレスト・イン 昭和館をご用意してくださったのですが、その素晴らしいこと。瀟洒な建物、広々とした庭園。美味しい食事。予想外の環境に大満足でした。
 
●5月27日(木) 品川区倫理法人会
『からだのSOSに気づこう~くも膜下出血の体験を語る』
ちょうど1年前にもモーニングセミナーの講師で伺った品川区倫理法人会、今回はくも膜下出血の話を中心にしました。木村コーチがこの病気で亡くなったことはまだ皆さんの記憶に新しく、とりわけ熱心にお聞きいただきました。とても嬉しかったことは、久しぶりに品川区議の西本貴子さんともお会いできたこと。昨年からずっと、「ゆめすごろくBOOK」を応援してくださっている恩人です。
 
●5月29日(土) IT企業研修
『元気な会社は元気な社員がつくる』
昨年、生命保険会社でセミナーをした際、出席していたHさんが会社の研修に採用してくださいました。20歳代~40歳代が中心の会社で、2時間の研修を行ないました。前半は、頭と心とからだが健康な元気な社員でいるために、不規則な生活習慣が原因で大病を患った私の体験を披露。 後半は実際に自分の生活習慣を振り返るワーク、適正体重の出し方etc をしました。終了後の感想によると、多くの社員が健康の大切さを自覚してくれたようで、本当に良かったです。

【2010年4月30日】
◆今日で歌舞伎座が終幕。
ついに、歌舞伎座が幕を閉じます。私が歌舞伎座の仕事を始めたのは、まだ会社に(1985年設立)する前のこと。敬愛する小笠原正勝アートディレクターのもと、映画の解説やポスターのキャッチフレーズを手がけていたことが縁で、松竹の仕事も始まりました。歌舞伎座のプログラムの記事を書いたり、田中康夫原作、かとうかずこ主演の「なんとなくクリスタル」(1981年松竹)のキャッチフレーズを作ったり。
 
そして、歌舞伎を数回しか見たことがなかった私が、21年間、毎月の新聞広告、ポスター、チラシetc 天下の歌舞伎座の宣材(宣伝材料)を制作することになったのです。次回、そのいきさつや名優の素顔をご紹介いたします。仁左衛門丈の襲名の時に作った記念グッズの話や、勘三郎丈の新聞広告で、読売新聞最優秀広告賞をいただいた話、気さくな勘三郎丈の魅力などなど、お楽しみに!
 
◆連休中は…勝浦で仕事をします!
歌舞伎座の思い出も沢山書きたいのに、なかなか時間が取れません。時間の使い方が下手! と言われると返す言葉がない私ですが(トホホ)、この連休を有効に使って、日頃なかなかできないことをしたいと思います。ちょっと前までは、連休=子どもたちと一緒 というスケジュールでしたが、時は流れ~いまや、長女(27歳)は伊豆大島でイベントの準備、長男(20歳)はちょこっと勉強とバイトと彼女(!?)なので、大人は勝浦でゆっくり。私も仕事持参ではありますが、ベランダから海と山を眺めながら(眼前に国有林、その先は180度の大海原 )、短歌のひとつも作りたいと思っています。山中にある不思議なカフェ(歩いて20分、営業していない日もあるけれど、電話がないので行ってみないとわからない)にも、久しぶりに行こうっと。
婦人之友7月号に掲載する記事を書いたり、5月後半にある二つのセミナーの企画を考えたり。ご無沙汰している方たちにもメールして、あれもしてこれもして…。連休前の予定を考えている時期が一番幸せかも。まあ、やりたいことの半分できれば良い方かしら? まずはやるべきこと優先で。
皆様も充実した連休をお過ごしください。

◆歌舞伎座と共に21年。弊社の歴史のひとつです。
2010年4月28日千秋楽、今日は歌舞伎座の『閉場式』です。
弊社は1985年から21年間、歌舞伎座の仕事をしてきました。
毎月の新聞広告やポスター、チラシを作ってきた日々が、宝物となりました。
仁左衛門丈、海老蔵丈、勘三郎丈…襲名披露のポスター作りの苦労もありましたが…
 
 

2010年04月12日】
◆木村コーチの死に見る「くも膜下出血」の怖ろしさ
ここ数日、各メディアで『くも膜下出血』について様々な情報が流れています。私も『くも膜下出血』脳動脈瘤破裂を発症した時の体験について聞かれることが多くありました。どんな頭の痛さか? 予兆はあるのか? 球場で倒れこんだ木村コーチの姿がテレビに映し出され、その死が伝えられると、何人もの人から電話を頂きました。
 木村コーチは前日から「頭が痛い」と言っていたそうで、その夜は2時間しか眠れず、そのまま球場へ行ったとのこと。すぐに病院に行っていれば、もしかしたら助かったかもしれない…。家族や周りの皆さんはどんなに悔やんだことでしょう。でも、これが木村コーチの運命だったのかもしれませんね。…そう、考えましょう。
 
私の場合も、数日前から「頭が痛い」と言っていたそうです。実は私自身はそのことを覚えていません。ただ、不安感があったことは事実ですし、感覚が麻痺(軽くですが)していたと思われるふしはあります。というのは…お茶碗を洗っている時に、瞬間移動をしたようにお皿がスッと手を離れ、結果、何枚ものお皿を割ったり、飲もうとしていたコップの水を、思いっきりひざの上にぶちまけたりと、いつもはしないようなことが続いていたからです。
 
「今思えば…」『そういえばあの時…』たいていはその時にサッと気づかず、やり過ごしてしまっていることが多いのです。「何か変だな?」と思ったときはすぐ、症状を確認したり、病院へ行くなど必ずすぐ、対処をしてください。
 
◆すぐ対処はしたものの、私は誤診で…。
因みに私はすぐ近くの病院(救急を受け付けている)に行ったのですが、脳動脈瘤が破裂した直後だったので、CTを撮っても専門外の内科医の若い医師には見抜けず、単なる頭痛と誤診されました。そして一週間後、大きな病院で検査中に再破裂。偶然、日本有数の名医に手術をしてもらうことが出来、奇跡的に全く後遺症もなく退院しました。頭の中にはいまも3個クリップが入っていて…。結果的には、誤診が幸運を招いたので、何が良いか分からないのですが、私の場合はともかく、やはり「?」と思ったらそのままほっておかないことが大切だと思います!
 
◆特定保健指導教材 
特定保健指導も3年目を迎え、様々な問題も出てきているようです。ホームページを見てご連絡を下さる指導者の皆様とお話しすることが多いのですが、皆様の困っていることは、特定保健指導対象者が、自分の体の状態や生活習慣の実際(問題点)を知らないまま、指導現場(個人面談)に来ても、協力的でないということ。特に国保の方たちは悩みも多く…。指導期間が終わった後のことも考えると、今のうちに考えなくてはいけないことが多いように思えて…。「予算がないから次の手が打てない…」と言う状況の打破を考え中です!


【2010年03月30日】
◆お久しぶりです!
 
なんと、3ヶ月近くのご無沙汰でした。
ずっと気になりつつ、毎日いろいろなことがあり…。発信が遅くなりすみません。
とりあえず概略をTOP画面に載せました。
 
◆引っかかっちゃいました(その1)
新規企画やセミナー準備など、やることがたくさんあり、体調管理に気をつけなくては…と思っていたのですが、なんと、『紺屋の白袴』でして・・・。白状します。実は皆さんにはセミナーや講演会で、「健康の主役は自分自身です。健康診断を受けて、生活習慣を振り返って、自分ができることから生活習慣を改善しましょう!」と叫んでいましたが、私自身は昨年、忙しくてなんと年に1回の人間ドックをパスしていたのです。(パスと言うか~スケジュールの都合で変更、変更を繰り返してしまい、ちょっと再予約をしにくくなっていて…言い訳ですね、ハイ。すみません)
2月6日(土)、聖路加病院の人間ドックに行きました。近々、私の健診結果を参考資料にしてセミナーをやるので、体重はやっぱり〇〇kgくらいにはしておかないと…と思い、3週間で1.5キロ減らしました。(1ヶ月前後で、2キロは減らせますよ)次回、やせるポイントを書きますね。
 
意気揚々と検査室に行ったところが…やっぱり、人間は中身が肝心ですよね。そうなんです、引っかかっちゃったんです、私。
~眼底精密検査、骨密度精密検査をしてくださいby聖路加病院人間ドック~ (実はそのほかにも小さなSOSがありましたが、また今度)
やっぱり、眼が一番怖い!と言うことで、さっそく指定の眼科医院で精密検査。眼の検査は本当に疲れますね。
あっちこっち、めんたまひん剥いてグリグリ、ピカ!(やさしい女医さんでしたがそれでもツライ) 
その結果、『網膜黄班円孔』の疑いがあると言われ、眼球画像を見ると確かに左眼の中心部分の膜がはがれかかっている~ (キャー)
 
(注) 『網膜黄班円孔』とは
網膜は眼の一番奥の視神経の集まっている組織で、光を感じ取る役割をする。その網膜の中に、物体を特に鮮明にはっきりと感じることのできる部分があり、それを黄斑と言う。黄斑円孔とは、黄斑部の網膜に穴が開く病気。
 
●何が怖いって…やっぱりアレでしょ。
「数年前だったお気の毒でした。で終わっていましたが(オ、オワッテル?!)、いまはもし、孔(あな)が開いてしまっても、3ヶ月以内に手術をすれば大丈夫ですよ。(ホッとしたのもつかの間)…でも、本当に大変なのはね、手術の後。少なくとも1週間はずっとうつ伏せになったまま。頭も体もピクッとも動かせないことが患者さんにとっては一番つらいことらしいわね~。
なんと言っても私は頭の中の血管がぶち切れた過去を持つ女ですから、(知らない方に一言メモ=11年前に、クモ膜下出血脳動脈瘤破裂で死にかけて、現在も私の頭の中には動脈瘤(3箇所)を留めるクリップが3個入ってま~す!)
 
16日に聖路加で再精密検査を受けることになり、半日さらに念入りに調べた結果、不思議なことになぜか左眼の孔(あな)が塞がっていて(ホント、この間ははがれかかってて、やばかったんだから、ねえ、〇〇先生と一緒にめんたま画像を見ましたよね)
「今回は大丈夫ですが、加齢(ガガ~ん)なので、3ヶ月に1回くらい眼科で確認してください」とのことでした。(次回、気をつけるポイントを書きます)
私はこの何週間か、目が不自由で(気分的にもめいっちゃって)長時間は原稿が書けず、パソコンも見られず…大変でした。今日はパソコンに向かえる喜びで、メールを打つ手が止まらない。
さて、今度は骨密度精密検査・・・ですが、これも加齢(一度書いたらもう平気。これからはこの問題もネタに!)が原因なので、先輩の意見を聞きつつ、現在、骨密度UP作戦実施中。(これも次回)
 
◆引っかかっちゃいました(その2)
引っかかっちゃいました(その1)と併せて発信したい!読んでください。
先日、私はある青年からの電話を受けました。
「社長!勇気を出して電話をしました。もうきっと、僕のことなんて覚えていないと思いますが、僕にとって社長は忘れられない方なんです」
な、何だ。この勢いは?A社のKなんて青年は知らんぞ。
2年前、僕がまだ会社に入ったばかりの頃、度胸試しといって何十件もの会社に飛び入り営業をしたんです。その時、どの会社にも相手にされず、そればかりか灰皿まで投げつけられて…(やさしい私は、かわいそうなんて思ったけれど、後で考えたら、そんなヤツいねえよ。灰皿も壊れたらもったいないし、大体、禁煙が騒がれている昨今、とっさにさサッと出てくる灰皿は普通の会社にはない!)
「もう、涙が出そうなくらいしょげていた僕を、社長は励ましてくれたんです。あのときの社長がいなかったら今頃僕はどうなっていたか(わたしゃぁ、知らんよ)~中略~僕、来月イギリスに留学することにしました。で、お礼に伺いたくて会社の近くまで行ったので寄ろうと思ったのですが、まずはご連絡してからと思ったのです~」などなど、で、日頃から結構、親切おばさんな私は、若者を励ますことも多々あり、その中のひとつかなあと何の疑問も抱かず翌日、青年と会いました。(因みに、お茶を運んだTちゃんは「爽やかな笑顔があやしい!と思ったそうだ」・・・ハイ、お茶まで一緒に飲みました)
で、涙涙の生い立ちを聞いて(2歳のときに両親が不慮の事故で亡くなって~)、めちゃくちゃ励まして、仕事内容も聞かず(だって必要ないもん)玄関先まで見送りに出たら、「あの、これ読んで下さい」と商品パンフレットを渡され・・・ちょっと、(かなり)ヤナ気分で終了。と思いきや、翌日、そいつから「社長にだけ教えたい情報が…」
周りには大笑いされ、しょげている私の話にはまだ続編がありましたぁ~
青年来訪から5日後、同じ会社のSから電話がかかってきました。失礼な部下のお詫びの電話かと思いきや、「社長、僕のこと覚えていないでしょうが、今度イギリス行くので、その前にお礼を言いたくて…。(ハア~?!) 営業回りをしていたときに、社長に優しくしてもらい、新米だった僕は…」 「あのね、この間もおたくのKさんが同じことを言ってイギリスに行く前にと、訪ねて来たんですけど」 「ぁ、そそうですか。実はKと一緒にイギリスに行くんです」 「ブチ!(血管が切れかかっている音) 切ります」
 
スタッフに、コラムは短くと言われているけれど、♪もうどうにも止まらない♪(加齢なだけに選曲が…)
 
 
最近、ホームページをご覧になった方との新たな出会いが多くなりました。
また、セミナーでお話したことに共感を持ってくださり、仕事につながったケースもあり、出会いの大切さを感じています。
それぞれのエピソードを書こうと思っていたのですが、引っかかっちゃった事件を熱い想いで書いているうちに、時間オーバーになってしまいました。次回書きます。またHPに来てくださいね。

◆セミナー報告
1月5日(火)中央区倫理法人会
1月21日(木)江東区東倫理法人会
2月8日(月)墨田区学校保健会総会記念講演
3月3日(水)港区倫理法人会
3月13日(江東区西倫理法人会
4月16日、20日、28日、5月22日、29日セミナー、講演決定
*来たる4月23日(金)は、恒例の医学部5年生の必修授業です。
10:00~16:30 於国立大学法人群馬大学

【2010年01月12日】


◆今年のセミナー初め… でした!
本日、倫理法人会中央区倫理法人会のモーニングセミナー講師をしました。今年初めての講師の仕事は、本拠地である中央区倫理法人会からスタートできました。何だかとても嬉しいです。今年も引き続き、各所からお声をかけて頂いています。(感謝して頑張ります!)
今年はセミナー形式で、講演+ミニ実習を予定しています。今日は「今こそ、心もからだも健康に! ~いつもの24時間チェック~」と題して、体験に基づいた健康の話の後、大人版【ゆめすごろく いつもの24時間チェック】をしてもらいました。
●朝、決まった時間に起きますか? 起きる(5点) だいたい起きる(3点) 起きる時間が決まっていない(0点)
●早食いをしていませんか? しない(5点) 時々する(3点) いつも早食い(0点) などなど
この他、運動、コミュニケーション、睡眠などから20問に答えていただきました。全部良い答え(5点)だと、5点×20問=100点満点になります。
 
皆さんには、20問を5分くらいかけてやっていただきました。真剣に生活習慣をふり返ってくださり嬉しかったです。好評だったので、しばらく他の会場でもやってみようと思います。健康の主役は自分自身。自分(心とからだ)の発信するSOSに気づいて、健康寿命を延ばしてほしいと思います。
 
◆旧スタッフ来訪!
20年間弊社に勤務してくれていたAさんが年末に、大学生のアルバイトから社員になって6年間勤務してくれたSさんが年初にそれぞれ訪ねてくれました。今現在の話、昔の話…あっという間にあの頃に戻って楽しいひとときを過ごしました。本当に嬉しいものです。ありがとね! 少し涙もろくなっています。(私も年ねぇ~)彼女たちの話で、旧スタッフがこのコラムを読んでくれていることを知りました。皆さん、ぜひ連絡をくださいね。そして遊びに来てください。待っています。
 
今年は設立25年、ここまでこれたのも新旧スタッフが支えてくれたおかげです。皆さんに連絡を取りたくて、今年はかなり多く年賀状を出しました。住所がわからない方には、履歴書を見て書きました。でも、案の定、何通か戻ってきています。
このコラムを読んだ旧スタッフの方、新住所や新姓(?!)をご連絡くださいね。